【八戸市】雅と彩の饗宴!? 八戸の秋を彩る「第53回はちのへ菊まつり」が2024年11月1日から4日まで絶賛開催中です!
八戸市の花「菊」を讃える「第53回はちのへ菊まつり」が、2024年11月1日から4日まで、市庁前市民広場と市庁本館を会場に開催されています。この祭りは、八戸市を緑にする会の主催で、市民や観光客に菊の美しさと地元文化の魅力を届ける秋の恒例行事です。
会場には市内の菊愛好家たちが手塩にかけて育てた奥州菊や懸崖菊が美しく咲き誇り、訪れる人々の目を楽しませています。菊は品種によって形や色が異なり、それぞれに独自の美しさがあり、観覧者は自然が織りなす華やかな風景に心を打たれます。
さらに、この祭りでは「緑と花」花壇や市民の作文、図画コンクールの入賞作品が展示されており、八戸市民が花や自然にインスパイアされた芸術作品を発表する場にもなっています。これらの作品は、花卉や自然への愛情が感じられるだけでなく、芸術と自然の融合を讃える展示となっており、市民にとっても貴重な発表の機会となっています。
菊まつりの目玉の一つである「菊人形展」には、今年のテーマとして藤原道長と紫式部が採用され、和歌を詠む道長と、それを後ろから見守る紫式部が、満月の夜を背景に表現されています。歴史的な人物と情景を菊で表現するこの趣向は、優雅で格式ある雰囲気を醸し出し、訪れる人々を千年の時を超えた雅な世界へと誘います。
特に、今年は大河ドラマのテーマとも重なる展示内容となっており、多くの来場者にとって一層の感銘を与えています。
会場には地元の特産品や食事を楽しめる出店も並び、飲食スペースも用意されているため、菊を眺めながら地元の味覚に舌鼓を打つことができます。訪れた人々は、秋の風情あふれる中で八戸の名物を味わいながら、地域のコミュニティや文化に触れることができ、自然と人とのふれあいを楽しむひと時を過ごしています。
「はちのへ菊まつり」は、地元の人々が育てた美しい菊の展示だけでなく、地元文化や歴史の魅力を再発見する場としても、八戸市民に愛されるイベントです。この祭りは、単に菊を楽しむだけでなく、八戸市の自然と文化の調和を感じさせてくれる素晴らしい機会となっており、訪れる人々にとって心温まる体験を提供しています。
市庁前の賑わいの一環として、地元の伝統に触れ、美しい菊の花々を観賞しに、ぜひ「第53回はちのへ菊まつり」の会場となっている八戸市庁前市民広場に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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