【八戸市】ミチル、満ちる、心がほどける。海辺のグルメと癒やしのひと時をミチル種差で堪能しませんか?
青森県八戸市の種差海岸は、美しい芝生地と海岸線が織りなす絶景で知られ、訪れるたびに自然の力強さとやさしさを感じさせてくれる場所です。そんな種差海岸の向かいに、2025年5月27日、新たな憩いと体験の場としてオープンしたのが「ミチル種差(michill TANESASHI)」です。
「ミチル種差」は、デーリー東北新聞社の関連会社・DTプロジェクトが運営する複合施設で、レストラン・テイクアウト・セレクトショップ・宿泊棟からなる構成となっていると関係者の方から教えて頂きました。施設は全体的に木の温もりと開放感を活かしたデザインで、窓からは雄大な海と芝生が一望でき、時間の流れがゆったりと感じられる癒しの空間をイメージしているとのことです。
レストラン棟では、地元食材をふんだんに使った洋食ベースのランチが楽しめ、予約制のディナーでは創作フレンチやイタリアンのフルコースも提供されています。ランチタイムに伺った筆者は、地元産の素材にこだわった「和風ハンバーグ」をいただきました。ハンバーグソースは、デミグラスソースや和風ソースなどを注文することが可能です。
程よく焼き上げられたハンバーグは、外は香ばしく中はふっくらとジューシー。たっぷりとかかった和風おろしソースには、ほんのりと柑橘の香りが漂い、重たくなりがちな肉料理をさっぱりと仕上げていました。添えられた野菜も新鮮で、地元の恵みを五感で楽しめる一皿です。
食後には、テイクアウトコーナーで購入した「ニンジンとオレンジのスムージー」と「自家製鶏ハムとたまごのサラダボウル」をいただきました。
スムージーは、ニンジンの自然な甘みとオレンジの爽やかな酸味が絶妙にマッチし、後味もすっきり。野菜が苦手な方にもおすすめしたい飲みやすさでした。
サラダボウルは、自家製の鶏ハムがしっとりとしていて旨みがあり、半熟たまごのまろやかさと、シャキシャキとした季節野菜とのバランスが素晴らしい一品。シーザードレッシングがほどよく絡み、全体を引き締めてくれます。
また、もうひとつのお楽しみとしてテイクアウトした「エビとアボカドのガーリックシュリンプ風サンドウィッチ」は、ふんわりとしたパンにぷりぷりのエビとまろやかなアボカドが贅沢にサンドされており、口に入れた瞬間にガーリックの香ばしさが広がります。
具材のボリューム感もちょうどよく、ピクニック気分で芝生の上で味わえば、それだけで特別な時間になること間違いなしです。デザードカップケーキも、甘すぎない丁度良い後味の生クリームとフワフワのスポンジ生地とイチゴの甘さが癖になる逸品です。
「ミチル種差」は、飲食だけでなく、北奥羽地域の魅力を紹介するセレクトショップや、海と芝生を間近に感じながらくつろげるコテージ型の宿泊棟も魅力です。宿泊者にはテラスでのBBQプランも用意されており、観光はもちろん、記念日やちょっとした贅沢なひとときにもぴったりです。また、令和7年7月6日(日)には第59回種差海岸観光まつりも開催されるなど、イベントが目白押しです。
初夏の風に吹かれながら、地元の旬を味わい、静かに流れる海と潮風に触れる時間に身をゆだねる、そんな贅沢な体験が叶う「ミチル種差」。またひとつ、種差海岸に行く理由が増えましたね。
近くを訪れる方には、ぜひ一度足を運んでいただきたい場所の1つです。興味が湧いてきた方は是非、ミチル種差(michill TANESASHI)に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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