【八戸市】海風とスイーツと、ミチル時間。ミチル種差で見つけた海辺のひとくち旅を味わってみませんか?
青森県八戸市の美しい海岸線、種差海岸を望む場所に、2025年春にオープンした複合施設「ミチル種差」があります。
天然芝生地のすぐ向かいという絶好のロケーションに佇むこの施設は、レストラン、テイクアウトカフェ、セレクトショップ、そして戸建てタイプの宿泊棟から成る上質で洗練された空間に仕上げているとのことです。
地元の新聞社・デーリー東北新聞社が創刊80周年記念事業として立ち上げたこともあり、地域との深いつながりや思いが込められています。施設のコンセプトは「北奥羽の恵みを味わう」ことと関係者から教えて頂きました。青森や岩手など、地元の食材を活かした洋食やスイーツが並び、ランチやディナーでは本格的なコース料理を、カフェタイムには季節のタルトやパフェ、ラテなどを楽しむことができます。
また、館外にはテイクアウトコーナーも併設され、気軽に軽食やドリンクを味わうことができます。特に注目なのは、スムージーとジェラート。環境に配慮したクッキー製スプーンが添えられており、心にも体にもやさしい仕掛けが満載です。
今回はそのテイクアウトコーナーで、梅雨のジメジメムシムシした時季にピッタリのメニューの中から「ベリーミックススムージー」と「レモンバジルジェラート」というスタッフのおすすめメニューをいただいてきました。
まずスムージー。透明感のあるカップにたっぷりと注がれた深い紫色のベリーミックスは、見た目からすでに美味しさが伝わってきます。ひと口飲んでみると、ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーの風味が口いっぱいに広がり、自然な甘さと爽やかな酸味が絶妙なバランスです。
果実の粒感がほどよく残っており、飲みごたえがありながらも重すぎない、まるで摘みたての果実をそのまま味わっているような、フレッシュさが魅力です。浜風に吹かれながら、芝生越しに広がる海を眺めつついただくスムージーは、まさに至福のひとときでした。
続いては「レモンバジル」のジェラート。こちらはひと口で驚きの体験。レモンの爽快な香りと酸味がまず広がり、続いてバジルの芳香とすっきりとした後味が追いかけてきます。甘さは控えめで、大人の味わいを楽しめる逸品です。疲労回復にもピッタリです。
さっぱりとした中に奥行きがあり、まるでイタリアの高級リストランテで出されるような逸品です。ジェラートはしっかり冷えているのに、口どけはなめらかで、舌の上でスッと溶けてゆきます。付属のクッキー製スプーンも香ばしく、最後の一口まで美味しくいただけます。
ミチル種差は、味だけでなく、空間・景色・地域とのつながりすべてが一体となった体験を提供してくれる場所。宿泊棟では、天井の高いリビングや和のテイストを取り入れた落ち着きのある間取り、夏季限定のBBQテラスも備わっており、旅の拠点としても魅力的です。レストランのランチは予約不可の先着順ですが、ディナーは完全予約制のため、利用を考えている人は気をつけてくださいね。
観光シーズンは特に混み合うため、訪問前に公式サイトでの確認や予約がおすすめです。八戸の自然を味わい尽くしたい方に、心からおすすめできる一軒です。気になった方は、種差海岸を一望できる立地で営業している「ミチル種差」に足を運んでみてはいかがでしょうか。
ミチル種差はこちら↓