【八戸市】鰻も蕎麦もネバネバも!〜「日本の味俵屋&しんぶんカフェ」の幸せ時間〜
「日本の味俵屋&しんぶんカフェ」は、青森県八戸市城下に店を構える、地元の方はもちろん観光客からも愛される人気店です。
落ち着いた店内は木の温もりが感じられ、テーブル席に座るとどこからともなく聞こえてくる談笑の声が、心地よいBGMのように響きます。
特にランチタイムともなれば、老若男女問わず多くのお客様で賑わい、活気に溢れていますが、不思議と慌ただしさはなく、ゆったりとした時間が流れているのがこのお店の魅力です。
メニューにはお寿司やお肉、蕎麦、天ぷらといった和食の王道が揃い、それらがバランス良くセットになった御膳が豊富に用意されています。季節ごとに趣向を凝らしたメニューも魅力で、夏の暑さを忘れさせてくれる涼やかな一品や、夏バテ防止にぴったりの鰻料理など、訪れるたびに新しい味と出会えるのが嬉しいポイントです。
今回いただいた「ミニうな丼ランチ」は、運ばれてきた瞬間に思わず声が漏れるほど美しい盛り付けが印象的でした。丼の中央にふっくらと照りの良い鰻が贅沢に乗せられ、ツヤのあるタレが香ばしく食欲を誘います。一口頬張ると、鰻の身は驚くほど柔らかく、甘めのタレとの相性が抜群で、ご飯がどんどん進みます。
セットのざる蕎麦は、のどごしが爽やかで鰻の後味をすっきりとリセットしてくれる名脇役。つるりとした蕎麦を啜りながら、付け合わせの薬味を少しずつ加えると、味の変化も楽しめます。茶碗蒸しはとろけるような舌触りで、優しいお出汁の香りが口の中いっぱいに広がり、どこか懐かしい安心感を与えてくれます。漬物も程よい塩気で、口直しにぴったりでした。
さらに、夏限定メニューとして登場している「和だしジュレの冷製トマトスープサラダ麺と選べる小丼ぶり」も注文しました。今回は「ネバネバ丼」を選択。運ばれてきた丼ぶりを目にすると、納豆、オクラ、たくあん、ミョウガ、長芋、きゅうり、小葱といった野菜が彩り豊かに盛り付けられ、見るだけで涼を感じます。
一口食べると、ネバネバ食材たちの風味とシャキシャキのきゅうりが口の中で混ざり合い、さっぱりとした味わいの中にも素材の個性が感じられます。特にミョウガの爽やかな香りがアクセントになっていて、最後まで飽きることなく箸が進みました。冷製トマトスープサラダ麺も、トマト風味の出汁が聞いたスープに麵がよく絡み、勢いよくすすると、麺と野菜の食感をダイレクトに感じることができて美味しいです。
「日本の味俵屋&しんぶんカフェ」は、どのメニューも細部にまで心が行き届いており、味だけでなく、盛り付けの美しさや器の選び方、店内の居心地に至るまで、訪れる人を満足させてくれるお店です。
また、「味俵屋&しんぶんカフェ」は人気店でもあるため、ランチタイムには来店客が多いとのことです。そのため、ランチタイムでは90分ほどでの交代制になることもあります。
それもまた多くの人にこの味と時間を楽しんでもらいたいというお店の配慮の表れでもあります。土用の丑の日には鰻の予約もできるので、特別な日のご馳走としても日本の味俵屋&しんぶんカフェの鰻はおすすめです。
八戸を訪れた際には、地元の味を心ゆくまで楽しめる「日本の味俵屋&しんぶんカフェ」で、贅沢なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。きっとまた訪れたくなるお気に入りの一軒になるはずです。
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