【八戸市】八戸市類家にある「みどりと彫刻のふれあい散歩道」 都市開発の歴史と芸術の融合!?
八戸市類家には、「みどりと彫刻のふれあい散歩道」という歩道が整備されています。類家南地区は、かつては「類家田んぼ」と呼ばれていた水田地帯で、大正時代に耕地整理事業が行われ、昭和28年には在来の水田を含めて340町歩以上の総水田面積を持っていた場所です。
八戸市の発展に伴い、類家地区は副都心として発展することが決定され、西部から北部にかけて宅地化が進んでいったそうです。
また、類家北地区と類家中央地区はすでに土地区画整理事業が完了していたが、類家南地区は昭和60年に認可され、約10年かけて工事が進められ、平成7年に完成した散歩道です。現在は整然とした市街地として生まれ変わっているのも魅力の1つです。
高架線下にある公園緑地に、青森県南地方の民族芸能である「えんぶり」の像や「堤川土偶像」など8つのブロンズ像が設置され、竣工記念碑も作られています。その他にも、大小さまざまな作品が設置されています。
竣工記念碑は、南アフリカ産黒御影石を使用し、円のシンプルな形に人の「和」を象徴しているのが特徴で、台座には八戸市長の署名と「福耕治拓」の銘が刻まれ、中央のくり抜いた部分は方位盤として使われているそうです。
散歩道は、多くの人や子供たちが訪れる場所となっていて、季節によって芽吹く草花の違いも感じられるみどりと芸術を楽しめる場所になっています。
今まで何気なく歩いていた道も、深く知れば趣も変わっていきます。八戸市類家にある、「みどりと彫刻のふれあい散歩道」に興味が湧いた方は、端から端まで歩いてみてはいかがでしょうか。
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